ニコンの実体顕微鏡は、業界最先端の光学系、広いズーム範囲、マクロからミクロまでカバーする広い視野を備えています。 検査や解剖など顕微鏡下の細かな手作業が快適に行える、人間工学的に優れた設計です。

ECLIPSE L300ND／L300N／L200ND／L200Nは、FPD（フラットパネルディスプレイ）やLSIなどの検査・解析用途に最適化された正立型工業顕微鏡シリーズです。 ニコン独自のCFI60-2光学系により、高い分解能と長作動距離を両立し、明視野・暗視野・簡易偏光・微分干渉（DIC）・落射蛍光観察など多様な観察法に対応します。 L300ND／L200NDモデルでは透過照明や透過簡易偏光も使用可能で、幅広い試料に柔軟に対応します。 操作系は前面に集約され、ステージやフォーカス操作を自然な姿勢で行えるエルゴノミクス設計を採用。 さらに帯電防止コーティングを施した本体構造が静電影響を抑制します。 Digital SightシリーズのカメラとNIS-Elementsソフトウェアを組み合わせることで、倍率や照明条件に応じた自動キャリブレーションが可能となり、高精度な画像取得と解析を効率的に行えます。

ECLIPSE MA200は箱形フォルムにより奥行きを短縮し高い剛性を実現した倒立金属顕微鏡で、前面に集中配置された操作部と顕微鏡情報パネルが観察作業の効率化をサポートします。 ニコンのCFI60-2対物レンズは高NAと長作動距離を両立し、明視野・暗視野・簡易偏光・微分干渉（DIC）といった反射観察を高い操作性で行えます。 さらに、Digital SightシリーズのカメラとNIS-ELEMENTSを組み合わせることで、対物レンズや倍率切替えの情報を取得してキャリブレーションデータを自動変更し、画像計測・解析を効率的に行うことが可能です。 （状態検出レボルバーまたは電動レボルバー／レボルバーコントローラとの組合せ時）

ECLIPSE MA100Nは、コンパクト設計とシンプル操作を両立した小型倒立金属顕微鏡で、 ニコンCFI60-2光学系により明視野および簡易偏光で高コントラストな観察像を提供します。 高輝度LED照明を標準搭載し、従来機に比べフットプリントを11%縮小して観察の安定性とコストパフォーマンスを向上させています。 Digital Sightシリーズの顕微鏡用デジタルカメラとNIS-Elementsを組み合わせることで高精細な撮影・解析が可能で、カメラポートや各種ステージ・試料ホルダなどのアクセサリにも対応します。 さらに、結晶粒度測定や研磨した鋳鉄の黒鉛球状化率測定はJISおよびASTM規格に基づき結果を表示できます。

ニコンFXフォーマットCMOSイメージセンサーを搭載した高機能モデル。 最大6000×3984画素（6K）の高精細撮像、カラー／モノクロ切替え、カラーモード（ISO200相当）・モノクロモード（ISO800相当）による高感度・低ノイズ撮影を1台で実現します。 ライブ表示は最大6000×3984で9 fps、656×656で102 fpsに対応し、素早いピント合わせが可能です。

590万画素CMOSセンサー搭載の高精細カメラ。 最大2880×2048画素での撮影に対応し、ライブ表示は2880×2048で15 fps、1440×1024で30 fpsを実現します。 高速データ読み出しとUSB 3.0による高速転送で、顕微鏡観察での快適なライブ表示とピント合わせを提供します。

200万画素（1920×1080）フルHD対応の低価格フルHDモデル。 30 fpsでのライブ表示に対応し、HDMIモニタへ直接出力してPC無しで操作・撮影が可能。 内蔵SDカードスロットへ画像／動画を保存でき、スケールバー・レチクル表示や角度・距離などの簡易測定機能を備えます。